休職中を楽しめた私のオススメの趣味『フラワーアレンジメント』

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休職中に私を救ってくれた趣味

精神疾患による休職になると、どうしても

外に出なくなったりします。

社会とのつながりが一時的に無くなるので、

『趣味はあったほうがいい』と言いますよね。

発症後1,2か月は辛くてあまり積極的に外出する気分になれませんでしたが、

私はフラワーアレンジメントを習っていたため、

お金を払ってしまってるから、もったいないし行かないと!
という気持ちで、なんとか頑張って外出していました。
フラワーアレンジメントとは、
水を吸わせたスポンジに、お花が綺麗に見えるように、
世界観を決めて花を買い、バランスを見て挿していくものです。
フラワーアレンジメントをしているあいだは
集中しているので
職場の嫌なことや、自分が何者かだなんて勿論考えていません。
綺麗なものを見るっていうのは
『見惚れる』という言葉があるように、
他の感情を一切止めてくれるような気がします。
先生たちから、さまざまなテクニックを習い、
お花で表現する楽しさにハマっていきました。

フラワーアレンジメントを始めたきっかけ

元々のきっかけは、
両親が亡くなってから、自宅で供養をしていて、
お花を触る機会が増えたので、
漠然と、フラワーアレンジが気になってはいました。
いつも花瓶にお花を挿すようにしていましたが、
持ってもお店で買って5日くらいです。
豪華で綺麗なお花を供えたいけどお金がついていかない・・・
と、申し訳なく思っていました。
ある日ネットで広告を目にしたときに、
『フラワーアレンジメント体験』を見つけました。
少し高額にはなりますが、
両親が生きているときに何もしてあげられなかったので
私なりの気持ちだけ、です。
そんな思いで申し込んだ、初めてのフラワーアレンジメント体験は
先生に手取足取り教えてもらって仕上がったものでしたが、
『お花』という、
もともと綺麗なものが集まって
色やデザインで更に世界観を強めていく、ということに
とても感動しました。
洋服のスタイリングとも似たところがあるので、すんなり楽しめました。

習い事での人付き合い

冒頭でもお話したように、

休職することで社会とのつながりが薄くなる、

とくに私は1人暮らしで、

友達とも月に1,2回しか会わず、

パートナーもいません。

そうすると、仕事をしていたときとは比べ物にならないぐらい

人としゃべることが無い毎日です。

そんな中で、この習い事の生徒さんや先生との距離感は心地よかったです。

みんなが何歳のどんな人だか知らない、

ただお花を一緒に買いながらお花の話をしたり。

基本的には先生も含め、

私より年上の、50代60代マダムが多かったです。

お花を習いに来てるくらいの方々なので、

心も綺麗で穏やかな方が多かったです。

先生は2人の女性で、

1人はテキパキしたサバサバ50代女性で

もう1人は穏やかで可愛らしい60代女性。

気が付いたら、お姉さんのような、お母さんのような感じで

いつも教室に行って2人に会うと安心感がありました。

ある日「休職してる」と話したら、

なんとなくその日から、レッスンが終わって私だけ残って

先生たちとおしゃべりするようになりました。

お花の話が多いけど、映画や日々のこと。

人にものを教える仕事をしている方々なので、

お話も楽しくて

お花のレッスン後のおしゃべりまで楽しみに通うようになりました(笑)

おしゃべり中に教室を片付けていた先生が
落ちてたゴミ箱行の葉っぱを
ねえ、これ可愛い、あげるよ。
と言ってくれた植物の端切れがほんとに可愛くて、
家で飾ったらこうなりました↓
こんなふうに、フラワーアレンジメントでは
植物を細部までフルに使って楽しむからこそ、
先生だからこそ気づけたのかもしれない。
それ以来は私も、
アレンジという集合体以外のものにも
いとおしさを感じて大切にするようになりました。

オススメしたい趣味NO.1フラワーアレンジメント

フラワーアレンジを習うことで以前とは違って、
お花を無駄なく使い切り、
そのお花を長く楽しむケア(水揚げなど)もする。
そして常にお花がある家になり、
お花が似合う家であるために家を片付けるようになり、
家も綺麗になります。
毎日居る家で、心が癒されていきました。
『植物を楽しむ』ということを深めていくと、
出先に飾ってある花やアレンジ、
近所の家で育ててる花、
公園の草木・・・・
あらゆるものを見る目が変わります。
そしてお花は一生楽しめる趣味になります。
究極、お金が無くても
実物や写真を見るだけでも心が安らぎます。
何となく始めた習い事が、
将来休職する自分を救うなんて、思ってもいませんでした。
みなさまも、気になる体験イベントを見つけたら
ぜひこの機会に行ってみてください。
時間はあるのでw好きなだけのめり込むこともできます。
何よりあなたの心が、
ひとときでも軽くなりますように。
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