パワハラの傷を「退職金」と言う名の慰謝料で慰める日々
ボイスレコーダーを武器に戦った、泥沼の会社員生活
去年、私には突然、まとまったお金と長いお休みが手に入りました。
かねてよりパワハラを受けていた職場が、
本当に悪質で、私は毎日ボイスレコーダー片手に
「何かあったら訴えてやるわよ精神」で働いていました。
上司もみんなアホだったので、毎日が録音のゴールデンタイム。
順調に証拠音声は溜まってきたのですが・・・
ある日突然、会社から「お金を渡すから辞めて欲しい。」と言われました。
会社からしたら

もう君は厄介だから、うちの会社に置いておけないよ。
ということだったのでしょう。
腐りきった組織を変えるよりも、嫌がってる一人を辞めされば静かになる。
波を立てないために、そうなったわけです。
ちょうど私も適応障害一歩手前のような症状も出ていたので、転職を考えていたし水面下で行動もしていたところでした。
なので、キャリア的に多少不安はあったし、言われた直後はショック過ぎたけど
その判断をした会社に対してこちらも見切りがついたので合意しました。



まぁ不当解雇・・・・だとは思うんだよね。(証拠は永久保存してる。)
理不尽な解雇の悲しみを「欲望」で塗り替える
いや~、本当にひどい目に遭った。
7年も尽くしてきてそれなりに賞も取って、評価してくれてた会社だと思ってたから、
最後はアホに足を引っ張られておしまい。
私が病むときは毎回そういう人たちが立ちはばかっています。
他人を引きずり下ろすことでしか自分の存在に自信をもてない人は意外にも多い・・・という話は他の記事でまた加工と思いつつ、解ってて何度も格好の餌食になる私も良くなかったな、と今は思う。
とりあえず、その場で退職届を書かされ、退職しました。
毎日攻撃される恐怖から解放されて、好きな時間に寝起きも食事もできる。
だけどやっぱり悲しくて。
そりゃあ辛いですよ。私がやられた側なのに、なんで解雇までされるのかって。
精神は理性を保って暴れずにいられましたが、
そのかわりに買い物欲が爆発したのです。



どうせ失業手当も入るんだ!会社からのぶんは使っちまえ!!
その「慰謝料」で、switchを買い、ipadも買い替え、遠くの美術館に行ったり、温泉に行ったり、行きたいイベントに行ったり・・・・
とにかく自分の欲望を、退職金という慰謝料で叶えていきました。
それでふと思ったのです。
仕事で知り合った台湾のお客さんと連絡を取っていたので、
「台湾に会いにいきたいんだけど!」と連絡をしたところ、
彼女も快諾してくれて
台湾への傷心旅行を大トリとして、一旦私の散財はここでやめることにしました。
辛いとき、悲しいときほどお金を使うことで自分を救う
自分を金銭的に甘やかすのは、立派な「心の処方箋」
急に解雇されて、次にいつ仕事が決まるかもわからないのに、何でこんなに派手にお金を使ったのか。
ちなみに私はお金持ちというわけではありません。
(ご存じとは思いますが、アパレルなので。)
だけど、気持ちの辛さってある程度お金をパーっと使うことで慰めになる、
そう感じた場面はこれまでの人生にたくさんありました。
みなさんもストレスが溜まったらパーっと買い物したりしますよね?
それのちょっと酷い版っていうとわかりやすいかな。
過去、元旦那に不倫されて慰謝料取ったときも、200万を半年で使い切ったのですが、
とても貴重な時間を過ごせて、離婚における傷はもう完璧に早期に癒えました。
両親が亡くなったあとも、私は必ず心を鎮めに、必要なお金を使いました。
だから、自分の中で「ここまでは使っちゃおう!」というラインはちゃんと定めた上で
可能な範囲で自分を金銭的に甘やかすのは効果的だと、私は思っています。
英語も中国語も話せないでひとりで台湾旅行行ってみた
無職のタイミングで海外旅行を決めたのも、始めから「人生変えてやる!」みたいな野望を持って決めたわけではありません。
ただ実際、働いてたら連休取るのって難しいですよね。
サービス業はとくに。
取れても4日とかが最大かな?
それで旅の前後の疲れも取れない。
だったら「働いてない今」、多少無理してでも行かないと、あとで後悔するのでは?と思いました。
衝動的に決めたし、言語も全く準備無し。
グーグル翻訳にすべて助けてもらうつもりでいざ出発。
台湾2泊3日のひとり旅が、私にくれた「4つの宝物」
私はこの機会が無いと、自分が独りで海外に行くなんて思ってもなかったです。
日本ならどこでも一人で行くけど、海外だけはだれか一緒じゃないと(言語面で)無理でしょう
・・・と、思ってました、先月までは(笑)



「組織に属してない」という状態で、たぶんどっかのタガが外れたという見方もあります(笑)
現実的に料金も安めで、一人でも一番行きやすそうな台湾を選びました。
たった2泊3日だけど、私の人生をゆるがすほど得たものがたくさんあるので、
4つほど、ザックリ紹介しますね。
① バキバキに折られた自信を取り戻した「達成感」
ひとり旅って、自分の自信を取り戻せますよね。
組織ぐるみのパワハラで自尊心も下がりきってボロボロになっていました。
そんな私でも、
職場では上手く立ち回れなかったけど、ひとりで外国に行けたという安堵。
ひとりで決断して、トラブルが起きたら人を頼って、言語も通じないなりにコミュニケーション取って何かを手にして帰る・・・確実に短期間でも自分の成長を感じられます。
自信をバキバキにへし折られた状態じゃ就活も難しいですからね・・・
②日本と海外の違いを知り、哲学を学び深堀をする
私はまず台湾の人たちの、見返りを求めない親切さに
「ああ、良い人もいるものだ。もう一度人間を信じても良いのかもな。」って思えました。
それと同時に、日本人の何がこんなに嫌なんだろう?ということを思い、
日本に帰って来た瞬間から
文化の違いを調べたり、哲学を学んで言語化したりすることに夢中になりました。
③新しい友人が出来、副業と語学を始める
台湾で出会った友人のお姉さんにもいろいろお世話になったんだけど、
たまたまお姉さんがしていたネットワークビジネスのスキンケアのサンプルをもらいました。
それがまだ日本に上陸したてのブランドで、
なんせ効果が絶大過ぎて、しかも安い。
それをさらに安く買いたいために、私も始めました。
とはいえ、ネットワークビジネスって抵抗あったから、
怪しくないかとか損しないかとか、
お姉さんに何度も確認したのはもちろん、
言語の壁でどうしてもぬぐえない不安は日本支社に何度も問い合わせて聞きました。
検証の結果、自分に無理が無く楽しめる範囲でやれると確信して、決めました。
さらにお姉さんたちとそのやりとりが円滑にいくよう、
中国語の勉強も本当に少しづつですがスタートしました。
お姉さんたちは日本語を勉強していて、
私は友人のお姉さんとも、世間話から人生観までLINEで話す仲になりました。
④将来自分で「やってみたいビジネス」の発見
私は日本の組織に馴染むほうではないということが、これだけ病休や退職をくりかえしてよく解ったので、
ゆくゆくは自分個人でやる仕事をいくつかやりたい、と試行錯誤してるのですが、
今回の旅行で、私は台湾の友人たちが日本語を話してくれたことでだいぶ助かりました。
それに対して日本では、中国語で観光客を迎える人って実は少ない気がしたのです。
なんとなく「観光客は英語喋るべき」になってるけど、
中国語で対応されたい人もいるのでは?
そう思い、だいぶ何年もかかりそうだけど、自分のやりたいビジネスも思いつきました。



中国観光客の洋服屋へのショッピングアテンドとかもいいなぁ。なんて。
そして、中国語の上達を目指すなら、仕事も「中国観光客が多いところ」で働こう、という方向性が見えてきました。
まとめ:一度のひとり旅が、私の未来を塗り替えた
そんなこんなで、今は毎日企業からのスカウトメールも求人情報もフル無視でw
就活は自分なりの基準をもった上で、今までと違う視点で探しています。



一方で、毎日哲学にハマり、中国語をつつきながらも、こんなふうに文章を書いたりしながら1mmずつくらい進んでいます。
休職や退職をして、いわゆる無職の状態で旅行して良かった、と思うのは
旅行から帰ってすぐ仕事!というわけではないから
旅の余韻をしっかり味わえるし、
学んだことをしっかり振り返る時間があってこそ、その体験は血肉になるのだと思いました。
一度のひとり旅が、こんなに自分の未来の方向性を変えてしまうなんて思わなかったけど、
「選択肢が広がった」というのは確実に言えます。
今もしも行き詰まりを感じている人がいれば、
日本の組織で、今までと同じことをやりに戻るのも良いですが、
ちょっとだけ外を見に行ってみませんか?ということです。
もちろん、旅行に行けなくても本で調べるのも良いと思います。
今までの自分の中の常識を、一度疑ってみてください。
面白いことになってしまえば、悲しんでる暇も無くなります。











